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2015.12/30(Wed)

2015年 自転車旅 四日目 ~行きはよいよい、帰りはこわい~

起床。

暖かい布団で、よく眠れた。
外はもう明るいみたい。

乗鞍、雨の朝
窓から覗いてみると、外は雨模様。
困ったなぁ…

【More・・・】


宿舎の食堂に移動して朝ごはん。
もう多くの人が食べ始めている。

朝から白ごはんを食べれる幸せ。
自転車旅ではパン食がほどんどだからね。

テレビで天気予報を見ると、今日一日は雨みたい。
あわよくば乗鞍剣ヶ峰に登ろうと思ってたけど、こりゃ無理だ。



ちょうどご飯を食べ終えた頃。

道路管理事務所から電話が入ったらしい、フロントのおっちゃんが少し険しそうな表情で話していた。
「雨量計がもうすぐ基準値を超えるらしい。次のバスが最終で道路封鎖されるよ」

なんてこった!
この雨で激坂を自転車で下るのは無理だし、止むのを待っていては道路封鎖でもう一泊を余儀なくされるけど、そんな時間もお金もない。

これは、「輪行」だ!



慌てて部屋の荷物をまとめ、玄関で輪行袋を広げて詰め込む。

「いやいや、僕が連絡しておくから慌てなくてもいいよ」
フロントのおっちゃん、どこまで優しいんだ…

そうしてる間もおっちゃんはいろんなところと連絡を取っていた。
山の上では電話の連絡網がよく機能しているみたい。



荷物をまとめ終わって、おっちゃんにお礼を言って白雲荘を後にする。
大変お世話になりましたm(_ _)m

結構な大雨の中、バスターミナルまでの数百メートルがとても長く感じた。



必殺、バスワープ!
びしょ濡れになりながら、やっとのことでバスターミナル軒下へ。

バスが2台止まっていた。
それぞれスカイラインとエコーラインを下る本日最終バス。

ターミナルの主っぽい人に白雲荘から来ましたと名乗る。

どの山小屋から何人が、どっちへ降りるかすべて把握しているようだった。
道路封鎖の連絡から1時間も経ってないのに、すごい連携だ。



僕は長野県側、エコーラインを通るバスへ。
自転車を積み込むとき「荷物の保障は出来ませんが…」と言われたが、この際だから仕方が無い、きっと大丈夫。

タオルでできるだけ雨をふき取って、トランクへ積み込んだ。
自分は上の座席へ。



バスの座席はすべてビニールが被せられ、登山客でもそのまま着席できるようになっていた。

あとから何人か乗り込んできて、アナウンス。
「このバスは緊急車両扱いになります。下山するお客様が揃ってからの出発となります、もうしばらくお待ちください。」



最後のお客さんが乗って来て、バスが出発。
バスで県境を通過
相変わらず外はすごい雨。

一部は道が川になっていた。
ペースを落としつつも確実に観光バスは下って行った。

あー、ホントは快晴の下、自転車で下りたかった…(泣



停留所をどんどん過ぎていき、ついに終点、乗鞍観光センター前。
気分も天気も晴れないけど、とりあえずは無事に降りてこられて一息。

降りてからバスの窓口で運賃を支払った。



とりあえず観光センターで休憩しよう。
ホットコーヒーを注文して体を温める。

スマホで雨雲レーダーを確認、雨は止みそうにないけど、一時間後には少し小降りになりそう。

よし、とりあえず新島々までは自走しよう。

乗鞍観光センター
もしもの時のために持ってきたビニール袋で荷物を覆って、雨耐性の装備に変更!



時刻は11時15分、出発。

雨は降っているけど、下り坂はやっぱ気持ちいい。
ブレーキシューがすごい勢いで擦り減ってる気がする!

トンネルをいくつか越えて橋を渡り、前川渡のT字路に突き当たった。
左折すると、昨日いた平湯に続く。ここを右折、松本へ。



トンネルがずーっと続く。
暗くて路面が悪いため、ペースを上げられない。めっちゃ怖い…

あっというまに後方に車の渋滞が。ごめんなさい
トンネルの合間で止まって前に行ってもらう。



少し視界が開けた、ダムだ!(写真はないです)
この分岐の右を行くと、去年の旅路、木曽路に繋がっているらしい。

トラックに先に行ってもらって、直進してトンネルに突っ込む。
トンネルの中に分岐があったりする変わったトンネル。

ダム沿いの道はカーブも少なくて、軽快に下れる。
しかも、気付いたら雨も止んでいた。ラッキー!



その後も順調に進んで、

新島々
新島々。

27kmを1時間で走り切った。下りは楽だねぇ~

雨も止んだし、松本まで自走を続けることに。



国道158号をずっと下っていく。
途中ちょっとだけ寄り道。

珍しい一文字駅だからと立ち寄ってみたらびっくり、「渚駅」。

渚駅
キャラクターで宣伝してるんだね。



さて、国道に戻って昼ごはん!
その名も「豚さん食堂」。

豚さん食堂
ぶーぶー

豚が美味しい
豚肉とごはんをガッツリ食べれました。
ちなみに残金が1万円を切ってるけど、ご飯にはしっかり1000円以上使ってる。

旅行先でなんか美味しいもん食べてなんぼ。



そして…

松本駅
松本駅!

駅前はさすが、栄えてる。
登山の拠点、地方都市。

まだ昼下がり。
せっかくだし松本市内を観光しよう。



松本と言えば…松本城!

松本城
天守の入場は一時間待ちだったので外だけ。

四柱神社
四柱神社。


かえるのお店
途中見つけた「かえるのお店」



そしてもう一つ、開智学校。

開智学校
ここは館内展示も全て見させてもらった。
建築の美しさもさることながら、澤柳さん教育に関する考えを教えられた。

一通り見終えたところで、お風呂。
開智学校近くの銭湯へ。

旅先での銭湯って、地元の雰囲気が味わえて結構楽しい。

旅行先の怪我は辛い
足首は結構腫れてます(泣



ここで、選択肢。

明日中に大阪まで帰れれば何でもアリ。

クロネコヤマトの…
自走して帰れる走力は無いから(というか誰でも無理)、クロネコヤマトで自転車を送ってもらおう。


宅急便♪
さらば、また会おう!



残金は9000円しかないけど、松本駅前のチケットショップで、5000円程度で18切符2日分を買えることを確認したから、飯田線経由でも帰れる。

さて、でもそれじゃ面白くない。
旅行に来たからには、普段できないことをしたい。



という訳で、スーパーで「じゆう帳」と「油性ペン」を購入して…



ヒ ッ チ ハ イ ク!!



人生初挑戦ですよ、帰れる自信ないよ!
まずは一回目、松本駅付近からスタート。

掲げる文字は、「松本インター」

てか、ここ街中だし、めっちゃ恥ずかしい…



そうこうしてるうちに30分経過。
昔読んだヒッチハイクのコツを思い出して、信号待ちの車に直接お願いすることにした。

止まった車を狙って…

「(コンコン)すみません」
「(ウィーン(窓が開く))」
「大学生でヒッチハイクしてるんですけど、もしよかったら乗せてってくれませんか?!!(文字を掲げる)」
「あ、これ送迎の車なんですけど…いいですよ」
「やったー!!ありがとうござます!!!」

なんと一台目で乗せてもらえるなんて!
信号も変わってるので急いで乗せてもらった。

松本インターへ
最初に乗せてくれたのは、松本で送迎の仕事をなさっている小山さん。
あんまり稼ぎはよくないけど、日払いなのがいいんだって。

歩けなくもない距離だけど、インター入口まで送ってもらったら速いこと。
連絡先を聞かれたので交換し、お礼を言って別れた。

ありがとうございます!



こんなすぐ乗せてくれるなんてびっくり。
割とすぐ帰れるんじゃないかな~(笑



なお、そんなことはなかった模様。



次に掲げる文字は「恵那方面」

高速に入る車でも3通り考えられる。
「長野方面」
「(岡谷経由)山梨方面」
「(岡谷経由)岐阜方面」
この三番目の車を狙う。



じゆう帳にライトを当てて待つ。
すると、3台目くらいで車が止まった!

ハザードランプを光らせて止まっている。
キター!!



と近寄ってみると、ただ電話してるだけだった…
お願いしてみたけど、ダメダメと手を振ってあしらわれた。

そうだよね、普通そうだよね…(泣



辺りはもう真っ暗。しかも雨まで降ってきた

やべぇ、全然止まってくれない…
さっきの信号待ち作戦を決行。

100mほど戻って、ガソリンスタンド前の信号で待機。
店員さんに見られてるような気がするけど、気にしてられない。



ナンバープレートである程度絞って声を掛ける。
「長野」「諏訪」とか東京方面の車は避けている。
一回の信号待ちで交渉できるのはうまくいっても2~3台。

でも、岐阜方面に行きそうな車なんて全然ない。
そこで、とりあえず南に進めればいいやってことで。



掲げる文字を「岡谷方面」に変更。

東京方面でも諏訪SAで下してもらって、折り返すことができる。

そうなると声を掛けられる車が一気に増える。
何度も断られるけど、声を掛けないよりはマシ!



「八王子」ナンバーを見つけてチャレンジ。

「すみませーん、ヒッチハイクしてるんですけど、もしよかったら乗せてくれませんか?」
「どっちへ行きたいんだい?」
「岐阜方面に行きたいんですけど、東京方面でも大丈夫です」
「東京へ行くけど、どうするの」
「諏訪で折り返せば大丈夫です!諏訪まででよければ」
「いいよ、乗ってきな!」

やったあああああああああああああああああああああああああああ!!
松本ICについてから45分、やっと乗せてもらえた。



岡谷方面へ
単身赴任で松本にいて、東京へ帰る途中の中村さん。
優しいのに凄腕そうな雰囲気のサラリーマン。

色々お話しして、大学の話や、旅の経過など。
中村さんの二人の息子さんは名門、青学に通っているらしい。
きっと熱心な教育パパなんでしょうね。すごい!

「道中、気を付けて!」とお互いに話して、諏訪湖SA(上り線)で下してもらった。
ありがとうございました!



サービスエリアのトイレから諏訪湖の夜景が一望。

諏訪湖から上がる花火
雨なのに花火が上がっていた。



さて、下り線の方へ徒歩で移動。
雨の中で服もびっしょびしょ。

しかも道は真っ暗で、ルートもあってるのか分からない。
30分歩いてようやく高速のガード下を潜る。



そしてさらに30分、ようやく下り線側へたどり着いた。
時刻は21時半。晩御飯にしよう。

とろろそばを食べて、ちょっと一息。



諏訪湖SA(下り線)はトラックの休憩所みたいになっていて、運転手さんらしき人がたくさんいる。
その一人に交渉してみる。

「すみません、ヒッチハイクしてるんですけど…」
「これから寝るんや、すまんな」
「すみません、ありがとうございました」

そう上手くはいかない。

年配の夫婦の方にも断られた。
他にも乗せてくれそうな人は居たけど、長野方面に行くんだって。

そもそも車の数が少ない。
困った。



そんなとき。
「長岡」ナンバーの大きな乗用車がやってきた。
荷物をたくさん積んでいる。

「すみません、ヒッチハイクしてるんですけど、よければ乗せてもらえませんか?」
「(掲げてる文字を見て)恵那ってどこ?」
「岐阜県の方です」
「僕これから豊岡まで行くんだけど、それって通るのかい?」
「(豊岡!?兵庫県だ!)通ります通ります!」
「じゃぁいいよ!荷物多いけどね」

よっしゃああああああああああああああああああああああ!!
ありがとうございます!!



恵那方面へ
乗せてもらったのはひとしさん、61歳。
ぜんぜん60代に見えない若さ。

お仕事で朝までに豊岡まで行かないといけないんだって。
一人の運転じゃ眠いから、話し相手が欲しかったらしいです。

ちなみにひとしさんに、京都の桂川SAまで乗せてもらいました。



ひとしさんは生粋の関東人で、自称「関西アレルギー」。
例えば餃子を二人で分けたとき、関東人は「関東の一つ残し」って言って、
最後のひとつは相手に取っておく文化があるんだって。
それを関西人は「ほな、お先」って言って食べる(わかる
それがだめなんだって(笑

最近ではマシになってきたらしいけど。
とか、話で盛り上がっていたら時間はあっというまに過ぎていた。



ひとしさんも昔はよく貧乏旅をしていて、地名を言うとその先の名物を教えてくれた。
旅先でいろんな人にお世話になったとか。
そのお返しをできて嬉しいって言ってくれた。

途中、恵那峡SAで休憩をはさんで、一気に桂川SAまで送ってくれた。
時刻は午前1時半。夜中の運転、お気をつけて。

そして、ありがとうございます!



まさか京都まで一気に来れるとは!!
思ってもみなかった。

ここまで来ればもう庭みたいなもんだ。
明日、自宅まで帰れる。

サービスエリアの茂みにテントを立てて、眠りについた。




本日の走行距離:50km
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